2015-06-06

ミナカケル

会期終了間際の「ミナカケル」をオットと見に行った。





感動!!





の一言につきる。



正直、ファッションのことはよくわからない。
洋服として素晴らしいかどうかとか、ファッションブランドとしてどうかとか、そんなことはわたしにはどうでもいい。

ただただ、ものすごく強い信念みたいなものとか、何かを生み出す力の偉大さに、ココロを激しく揺さぶられた。
これは「テキスタイル」という手段の「アート」だと思った。
ある意味、挑戦的で、でも根底に何か哲学的な匂いを感じるようでもある。



かつて、オットが今までのミナペルホネンの展示会で最も感動したというテキスタイル。
一見、絵(プリント)のようだけど、ジャカード織なのだそう。
実現させてしまう技術者の方々にも驚かされる。

わたしが「哲学的」と思うのは、こうしたデザインの緻密さや、もしかすると、ぱっと閃いてこういうデザインを描いたのではなくて、ひとつひとつのオブジェクトやそのレイアウトにすごい意味が込められているかもしれないと思ってしまうから。本当のところはわかんないけど。




こういうのも、めっちゃゼンタングルっぽい。頭の中は瞑想状態で、手だけが走ってるとか、わたしの勝手な印象。


どれもこれも、その裏(=製作)側にある様々なストーリーを彷彿とさせるものばかりだった。




どうでもいいが、久しぶりの都内(青山)、オットとデート(うてな抜き)も楽しかった。